
こんにちは、当ブログ管理人Kと申します
今回は、ユーチューブのゲーム実況における著作権問題について書いていこうと思いマッスル。
動画プラットフォームでのゲーム実況は、以前は著作権侵害に抵触しつつ、多くは見逃されているだけという、曖昧模糊としたグレーな状態で、行われておりましたが、今はだいぶ、そのくぐもった霧が晴れつつもありますね。

昔は歯牙にもかけなかったゲームメーカサイドが、ゲーム実況に一定の価値をみとめ、歩み寄りはじめたこと
ゲーム実況者も、インターネットシステムの拡充によって、情報が多くとれるようになってきたこと。
ゲームを提供する側、使う側の双方のそうした変化によって、やっていいゲームとダメなゲームの境目がある程度はっきりしてきました。
ゲーム実況してよいゲームの、スクリーニング(選定方法)には5つありますね。
プレステ4のシェア機能や、任天堂クリエイタープログラムのように、提供サイドが、OKゲームを示してくれている
ゲームメーカーのホームページを確認する
ゲーム実況者専門のMCN(マルチ チャンネル ネットワーク)に入る
他のゲーム実況者の動向を見る。ネットの情報を広く拾う。
自分の経験値、社会常識&通念から判断する

さて、ひとつずつ見ていきましょうか。れっつらごー
ゲームメーカのOKサイン
(SONY)プレイステーション4には、プレイ動画を録画したり、その録画した動画をユーチュブへ直接、投稿したり、ライブ配信機能さえも備わっています。
こうした機能を備えつけていることからも、プレステ4の動画配信が可能な作品に関しては、原則として著作権問題をクリアーしているという認識でOKだと思います。
ディベロッパー(ゲームソフト開発会社)もPS4のシェア機能をわかっていますから、動画投稿を認めているゲームは、投稿自体はもちろんOKなわけですが、収益化については、すべての会社で完全に認めている(看過する)わけではありません。
そして注意点があります。
動画は配信の出来るゲームソフトでも、一部のシーンにおいて、録画&配信が出来きない(認めてない)ことがあります。
この禁止区間は、ネタバレの可能性や、BGMなどの複雑な著作権問題を配慮しての、メーカー側の設定でしょうから、(その禁止部分をキャプチャーボードを使い、PCに映像を取り込むなどして)配信してはいけません。
かたや任天堂では、同社の著作物を使用するゲーム実況者との広告収入をシェアする「Nintendo Creators Program」があります。
こちらは配信のみなず、収益化もはっきりOKがとれています。
ただ、すべての作品で認められているわけではありません。
下を参考にされてください。
多くのメジャータイトルが、使用可能になっているのがわかります。

スーパーマリオシリーズやスプラトゥーンなども、OKとなっています
(任天堂 クリエイターズ プログラム リスト一覧のページに飛びます)
使用したいソフトが使えるか、ゲームメーカーのホームページを確認する
一番、確実な方法とも言えますね。
しかし、すべての企業が、それぞれのゲームソフトの実況について、可否を明文化しているわけではありません。
わからないときは、メールで問い合わせるのもありでしょう。
ゲーム実況の可否など、相手企業にとっては、いちいち対応の面倒な話もであります。
拝啓
貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
ではじめる、失礼のないビジネス文書でうかがいを立てるべきでしょう。
そして、望ましい書き方として、先方が業務で忙しい中、個人的用件で質問をして手間をとらせるわけですから、自分の動画チャンネル名と、そのURLの明示はもちろんのこと、できれば、自分の本名と電話番号なども書き記したほうがベストでしょう。
書くことによって、許可が下りやすくなることはないでしょうが、実況をやらせていただくといった立場上、通常、大人の判断としては書くのが礼儀でしょうね。
マナーを順守し、いいかげんな実況はしないとの覚悟ともとれますし。

書くことで、まぁ、ふつーにイメージは良くなると思うよ

年齢が若い人だと、尚更、しっかりしてるなぁってなるだろうしね
ホームページに、ちゃんとした使用許可の文言があれば、スクリーンショット(画面保存)しておきましょう。
使用許可のメールをいただけた場合も同様に、重要メールとして、しっかりと保存しておきましょう。(メールの返信はもらえないケースも普通にあるでしょう)
2016年 販売されたペルソナ5は、アトラス社のホームページにてかなり厳しい調子で、配信を禁止を打ち出しておりました。
にもかかわらず、ペルソナ5の動画をアップした幾つかのたチャンネルは bot による自動検出により、すぐさま動画削除の事態に。
(スクリーンショットさせていただきました)上記のリンクページではもう少しきつい調子で、禁止をうたっています。
ゲーム実況者に特化した MCNに加入する
MCN(マルチ チャンネル ネットワーク)とは、UUUMのようなユーチューブ事務所同様の、機能を持った組織です。
企業案件紹介、音楽や映像などの素材提供、マネタイズ(チャンネル収益化)の、案内など、いろいろな面倒を見てくれます。
MCNとUUUMなどのトップユーチューバー向けの事務所との違いは、マネージャーがついたり、トップユーチューバーならではの、大がかりなファン会などイベントの仕切りなど、手厚いマネジメントがないことです。
そして、MCNは広告収益の2割程度を収めるのが一般的なので、規約をしっかりと把握してから、申し込みを検討しましょう。
とくに、ゲーム実況者に、特化したMCNでは、ゲーム実況ノウハウや、配信可能のゲームソフトの情報も教われるとのこと。
MCNには専用掲示板もありますから、そこで実況可能か、尋ねてみるのもありでしょう。
2つのMCNのリンクを下に張っておきますね。
ゲーム実況エクストリームとは、KADOKAWAの関連会社です。
ガジェット通信クリエイターネットワークは、2015年にUUUM株式会社と業務提携しています。こちら
他のゲーム実況者の動向をうかがう & ネットで情報を収集
他のゲーム実況者が、複数人、自分がアップしたいゲームソフトをアップしていた。
だからといって、確実にメーカーサイドが、許可しているかはわかりません。
ただ、目安にはなりますよね。
特に、チャンネル登録者数が数万を超えるような、実況歴の長そうなチャンネル主さんが配信している場合、天津木村でなくとも、「いけそうな気がする~」と感じます。
まぁ、そこはあくまでも、判断の目安ということで。
ネットで、特定ゲームソフトの使用の可否を探るのならば、グーグル検索などより、やはり情報鮮度の高いツイッターのハッシュタグ検索のほうが、威力を発揮してくれるでしょう。
#マリオカート #モンスターストライク など「#」を、探りたい名称の前につける検索方法。ツイッターの検索窓にて、検索してください。#は半角を使いましょう。全角だと、認識されません。
自分の経験値、社会常識&通念からOKゲームを判断する
この判断方法も、上に引き続き、もちろん絶対的なものでなく、目安的なものですね。
シューティングゲーム、レーシングゲーム 格闘ゲームなどは、基本、あまり怒られない。
ロールプレイングゲームなど、ストーリー性のあるゲームは、取扱注意。
特にネタバレ的な映像を、発売から時間をおかず、アップロードするのはかなり危険行為。
発売から間をおかずどころか、RPGのフラゲ(発売前配信)の場合は、ゲームの楽しみを大きく毀損し、損害賠償請求もありえます。
すでに販売中止となった、レトロゲームなどは、アップしても、ゲームメーカーが神経質に注意してくる可能性は、基本的には、低い。(売り上げに関係ないですからね)
こんなところかな。
収益が一円でも発生すれば、プロと同じ
プレステ4のシェア機能や、任天堂 クリエイターズ プログラム などをベース活用すれば、著作権問題を気にせず、今やかなり安全にゲーム実況が可能な状況になってきています。
加えて、一番確実な、ゲームメーカーのホームページ確認、他のゲーム実況者の動向、ネットでの情報などを、丁寧に拾っていけば、更に安全に、ゲーム実況チャンネルを運営できると思います。
ただし、忘れていけないのは、一般ユーザとの大きく違い、ゲーム実況者はゲームをやらせていただいているという意識です。
他人が大量の時間とお金をかけて創作した著作物を、使わせてもらっているという、感謝です。
ゲーム会社は販売促進(ゲームの宣伝となる)となる部分もあると考え、ゲーム実況を認める立場に変化してきた経緯があります。
だからゲーム実況する際は、「つまらないとか」「ここがだめなだな」と感じた時も一般ユーザのように、感じたままのネガティブな感想を言うのは、もちろんNG。
ある種、ゲームメーカーのイエスマンとならなければいけません。

これはしかたないっす。遊びでなく、仕事としてやろうとしているわけですから
他人の高度な著作物を利用して、名を売ったり、収益を得ているわけですから。
基本的には、他人の褌商売の意識をもっておかないと、やっぱいかんです。
自分で創出した著作物で勝負をかけているわけじゃないですからね。
綺麗ごとではなく、感謝の念と、創作者や作品へのリスペクトをもって実況にあたるべきですね。

ゲーム実況に対し、高いプロ意識を持っている人は、メーカーサイドからの評価もたかくなるでしょう。イベントなどの仕事で声がかかるチャンスも生まれるかもしれませんね

この実況者は、好ましい!好ましいですぞ!
こういう実話があります。
スロットの世界も鬼武者やモンハンなど、ゲーム版権ものの台が多くあります。
いぜん、モンハンのアイルーを猫と呼び捨て、恐竜の名前をも、適当に呼びちらかした、有名スロットライターの姿勢に、カプコンが怒り、影響力のある(宣伝力のある)有名ライターであるにもかかわらず、カプコンが版権を持つ、スロット台の撮影を認めない、強硬な態度を示した事件もありました。
登場人物の名前
街の名前
武器の名前
ゲーム製作者が作りあげた細密な世界観を壊すような、解説もいけません。
ゲームの販売の僅かでも邪魔になることはしないこと、世界観を毀損しないこと。
この2つは最低おさえた、実況をこころがけましょう。
著作権違反以外にも気を付けないといけない事! UUUMのゲーム実況者たち
ゲーム実況で気をつけないといけないことは2つ。
まずは、メーカーの著作権を侵害し、訴えられたり、動画削除を求められること。
そしてもうひとつ。
なんらかのユーチューブの規約違反をおかし、ユーチューブのアカウントバン(アカウントの停止)をくらうこと。
業界最大手のUUUMの所属するゲーム実況者を見てみましょう。
UUUMは、現在、ユーチューブの事務所としては、一強といってもいいほどに、有力なユーチューバーを多く抱え込んでいます。
現在、UUUMに所属するゲーム実況者を見てみると
- ポッキー みやゆう ラッシー
- SHIROAぐっちの部屋 たこらいす
- 三浦TV ぽこにゃん なっち
- AKI GAMETV ぎこちゃん
- TUTTI TV ヒカリナチャンネルEX
- SEIJI@きたくぶ たくっち はこ
- 実況者ねが本拠地 よしなま ぐにすけ

まぁ、このへんで。この倍くらいの実況者を抱えています
大手の事務所ほど、著作権とユーチューブ規約に通じた、大人のスタッフがいるでしょうし、チャンネルを安全に運営できるノウハウも蓄積されているでしょう。
UUUMに入ってから、チャンネルがつまらなくなった、という声をたまに聞くことがありますよね。
これは、事務所の指導を受けながら、コンプライアンス(法令順守)の中で、チャンネルを運営するようになったからでしょう。
100万登録を超えていた、レペゼン地球ほどの大きいチャンネルも、規約違反が認められたら、バンをくらいます。
ゲーム実況は、その他のジャンルより、著作権と運営規約の2つを守らなければいけない、難しいジャンルでもあります。
(人の)出入りの少ない、ちゃんとした事務所ならば、入るメリットはありそうですね。

ウームのゲーム実況者は、8万人登録以上が最低ラインぽいですね。10万あたりを超えると、事務所から声がかかるかもしれません
広告がつかない? 大物ゲーム実況者でも著作権侵害なら、即OUT!
登録者数130万人のトップゲーム実況者のアブ氏が、ゲーム実況の動画投稿をやめるとの、動画をアップしました。
広告がすべての動画でつかなくなったのが、その理由。
2018年7月20日のアブ氏の、ツイッターで広告がつかないとの発言が確認できます。
彼はユーチューブに何度か申し立てをしましたが、広告剥奪から2カ月ちょい待ってみたものの、広告が復活しないので引退宣言をしたという流れらしいですね。
そのすべての動画に広告がつかなくなった理由ですが、一番怪しいとされるのが、のび太のBIOHAZARD、通称「のびハザ」問題。
小学館が「のびハザ」をアップロードしているゲーム実況者を著作権侵害として通告。賠償となったケースはないようですが、該当動画の削除や、なかにはアカウントban(もともとユーチュブから警告が溜まっていたチャンネルかな)もあった模様です。
グレーな作品の扱いには注意が必要ですね。
ただ、蛇足として、アブ氏は、「のびハザ」の動画は、警告を受ける前に削除していたみたいなので、アブ氏が「のびハザ」問題直撃で、広告がつかなくなったのかどうかは、正直どうも微妙な状況でもあります。

はっきりとした理由は、ユーチュブの中の人しかわからないわけですが
アブ氏は、ある日のツイッターで、こうつぶやかれているんですよ。
そのツイートを、要約すると、「チャンネル総再生回数が10憶回突破、みんなありがとう! みんなが10回F5アタックをしてくれた結果だと思うけど、ほんとうれしい」
そしてその後、こうも続くんですよ。
これからもF5アタック、よろしくお願いします!
この発言は冗談でしょうけど、ユーチューブの規約(再生回数を作為的に増やす)に、もろ抵触します。
ただし、ツイッター上の発言ですし、ツイッターはユーチューブとは明らかな別会社であり、ユーチューブの管轄外であるはずなんですよね。
つまり彼の発言を規約違反として、通常は、認定はしないと思います。(加えてそれがどんな有名人であっても、ツイッターのある人物のアカウントがその当人のものなのか、100%確定・断定することは(外部の人には)原理的には難しい・多くはその発言や、アップした写真など状況証拠で本人だろうなぁと判定している)
なら、どーして広告を外されちゃったか・・・
たぶん彼のツイートを、面白がったり、真に受けた、ファン(中にはアンチもいたかもしれない)が、同時多発的に、F5アタックを仕掛けちゃったんじゃないですかね。
すると、アクセスが怒涛のごとく激増します。
東京、名古屋 大阪 博多 申し合わせたかのような、日本各所からのF5アタックを検知すれば、このチャンネル、怪しすぎるって話となる。
チャンネル主が働きかけて何か仕掛けたか、その他の理由か・・よくわからんが、挙動の怪しすぎるチャンネルに企業の広告を付けたら、スポンサーが激おこぷんぷん丸となってしまう。
はずしましょ。とりあえず、はずしときましょ。
こんな流れであったのではないかなぁ、と個人的には想像もしております。
暇なので、おまけの話、つづけます。
アブ氏は、(ユーチュブで商売をしているので)もちろんサーバーダウンを狙って、F5アタックしてね、なんて言ってるわけではないですよね。
では、そもそも再生回数を伸ばすために、収益を増大さすために、F5アタックは有効なのか?というと、これも微妙だと思います。
ユーチューブ上で表示される動画再生数と、アナリティクス(管理人だけが確認できる動画再生数)は開きがあります。
確かなことはわかりませんが、現状、F5アタック的な不審な再生数(同IPアドレスからの連続アクセス)は(PSYの事例などを受け)カウントされないシステムがあるのではないかなぁと思っています。
サーバーなどは、ブルートフォース攻撃をシャットダウンする機能などがついているところもありますからね。
それと、広告収益は、動画の一本あたりの再生時間が最も重要なファクターで、F5アタックでは、逆に再生時間が思い切り短くなりますよね。
ユーチューブのアルゴリズムはおそらく再生時間が短い(すぐに離脱する)、がつまらないゴミ動画との評価をするはずですから、F5アタックはチェンネル主にとって、(カウントが無効となり)アクセス数も稼げないし、(離脱率の低い、低劣チャンネルとして評価が落ちて)収益も下がる、のかなりの悪手となるのですよね。
ルーキーでないアブ氏はもちろんそんなことは承知でしょうから、ツイッター発言は、もちろん冗談。
ただし、ファンは10代が多いため、その発言に反応してしまった人が、かなり多くて、山崎のパン祭りならぬ、日本全国F5祭りになってしまって、図らずもド級の打ち上げ火になってしまった・・・
真相は闇ですが、そこらが原因じゃないのかなぁと思っております。

パン パン パン

アブ氏の動画は引退宣言の次の日かな? 引退騒動で、即刻、ユーチューブ運営が動いたのか今はもう広告が復活し、ついております

この事例も、ゲームチャンネル運営には参考になりますね。他意のない軽い発言が、思わぬ結果を招くこともある
ゲーム実況は、小中高の子供が最もコア層ですからね。
相手の発言の意味や状況を、理解できず、悪意もない暴走をする時もある。
基本、子供相手の商売なんだと、留意しておく必要があります。
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