youtube事務所

 

こんにちは、Kです。

ユーチューバー基礎講座編第十三話目になります。今回は事務所についての記事になります。

ユーチューバーにも、芸能人と同じようなマネジメントをしてくれるプロダクションが存在します。

UUUM(ウーム)や VAZ(バズ) GENESISONE(ジェネシスワン)3つが特に有名ですが、とりわけUUUM(ウーム)が、所属するユーチューバの数では、圧倒的に抜きん出ています。

 

そこでUUUM(ウーム)を中心に、事務所の役割入ることのメリットとデメリットなどについてお話したいと思います。

 

その前にユーチューバー事務所に近い、マルチチャンネルネットワーク(MCN)との組織の違いについて、まず少し説明を。

業務内容はとても近いのですが、正確にはちょっと違う組織となるんです。

大まかにいうと、ユーチューバー事務所は、スカウトによる入社がメインルートで、基本、大きなチャンネルしか入れません。その分、(マネジャーがついたり)手厚く、密なサポートが受けれる組織。

マルチチャンネルネットワークも、入るには審査がありますが、事務所よりは審査基準が緩く、その分サポートも薄めの組織。

広告収益の管理や分配方式にも、事務所とMCNには違いがありますが、これは組織差もありますので、ざっくり上の違いがあると、認識しておけばいいかと思います。

事務所所属のユーチューバーは、広告料の中抜きはなく、MCNは20%程度が一般的に徴収されている

では、ユーチューブ事務所のガリバー。

UUUMから、行ってみましょう。

 

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UUUMプロダクションとはどんな会社?

■ UUUM(ウーム)株式会社

■ 設立2013年6月

■ 資本金2億8100万円

■ 代表取締役  鎌田和樹

■ 社員数155人

■ 所在地

〒106-6137 東京都港区六本木 6-10-1
六本木ヒルズ森タワー 37階

■ 東証マザース上場

UUUMホームページ

 

UUUM2013年創業のとても若い企業です。東証一部や二部ではないですが、マザーズ上場にも当然審査があり、その審査基準をクリアーした企業という事実は、財務諸表や事業計画などを含めた、企業としての健全性が証明されたということになります。営業利益(本業での利益)が出ている、ちゃんとした会社ということですね。

 

UUUMの所属ユーチューバーがこちら

ヒカキン  はじめしゃちょう

セイキン 木下ゆうか トミック

フィッシャーズ  水溜りボンド

Kazu  PDS株式会社

すしらーめん《りく》 おるたなChannel

桐崎栄二  瀬戸弘司

ポッキー / PockySweets


カリスマブラザーズ

釣りよかでしょう

佐々木あさひ  くまみき

関根理紗   河西美希(みきぽん)

 

線の上のチャンネルは100万以上のチャンネル。

他にもまだまだおられるのですが、ごっそりおるで~、ということで割愛。

登録者数トップ10の多くが、UUUM所属という実態になりますね。

 

UUUMはユーチューバに対しての、マネジメント 動画制作サポート 企業案件紹介などをしています。

 

まずマネジメントとは、日本語で管理という広い意味を持ちますが、具体的な一例を紹介。

トップユーチューバーが入場料を徴収するイベント(オフ会やトークイベントなど)を開こうとするとき、会場設定や、入場券の製造&販売来場者を仕切るスタッフなど、さまざまな手配が必要となりますよね。

数百人、数千人のファンが来る大きなイベントを、ノウハウのない個人ユーチューバーだけで、とり行うのはしょうじき難しいですよね。

事務所が代わりにそういった手配をしてくれるわけですね。

 

もちろんマネジメントはそれだけではなく、TVや雑誌などのメディア対応の窓口になったり、所属ユーチューバーの仕事を広くサポート(グッズ販売その他)してくれます。

 

動画制作サポートは、著作権処理(著作権の問題のない)をした音源や映像の提供や、撮影&編集の技術指導や協力などのこと。

 

企業案件紹介では、ゲームや製菓、飲料などの私企業はもちろんのこと、変わったところでは、地方自治体の観光プロモーションの仕事なども、ユーチューバーに斡旋していますね。

福島、高知、甲府を宣伝する動画などなど。

(UUUMのホームページにじっさいの動画掲載されています)。

 

こうした腰の重い自治体の案件などは、プロダクションとしての能動的な営業がないと、個人レベルではなかなか取れない仕事でしょうね。

 

たとえば、ヒカキンさんは新潟県妙高市、はじめしゃちょうは北陸の富山県 砺波市出身。

若い人なら割と知っている情報かもしれませんが、市役所の役人や、ましてや市長や県知事が知っているかは微妙ですよね。

UUUMプロダクションが、新潟や富山の県庁や市役所などへ、ヒカキンやはじめしゃちょうを使って、観光アピールしてみませんかと話を持ちかけたりもしてくれるというわけです。

 

事務所の営業力によって差は出るでしょうが、企業案件に関しては、こうして多方面に営業をかけてもらうことで、個人では取れない仕事が多く舞い込むことになります。

企業案件は、登録者数 × 1円なども言われ、かなりまとまった額ががはいります。

例えば100万登録者数だと一度の仕事でざっくり100万円のギャラ。チャンネルの視聴者層によってかなりギャラは上下すると思われます。ゴルフ、カメラなどの大人向けチャンネルのほうが一人あたりの単価は高くなるでしょうし、低年齢層向けチャンネルは低くなります。

動画を一本作るより、企業案件をこなしたほうが、はるかに儲かるわけなんですね。

それゆえ、事務所に入る最大のメリットは企業案件の斡旋にあるといってもいいでしょう。

 

UUUMの下部組織ともいえる、UUUMネットワークについて

UUUMネットワークとは、ヒカキンさんや、はじめしゃちょうの所属するUUUMの下部組織(2軍)のようなものですね。

UUUMネットワークは、記事冒頭に述べた、事務所という位置づけでなく、マルチチャンネルネットワークになります。

入るのは比較的簡単だが、その分、サポートも緩めという感じ。

提供されるサービスは、所属クリエイター同士の交流や勉強会、無料音源・映像素材集などの提供、企業案件、など。(基本は事務所と近いです)

 

ただし、チャンネル登録者数の少ない下部組織ですから、どちらかというとユーチューバ―のワークショップ(動画制作を覚える / 他のクリエイターとの交流)に軸足を置いた組織でしょうか。

勉強会、交流会は東京(六本木ヒルズ)で行われているので、地方の方は、(交通費自腹)参加しづらいかもしれません。

UUUMネットワーククリエイターだけが使える専用の掲示板もあり、コラボ募集や、意見交流などがはかれます。

その他特典として、はじめしゃちょうなど、トップユーチューバー(UUM事務所所属)とのコラボもありますが、さすがに一対一のがっぷり四つコラボではなく、ほぼその他多数の、エキストラ的あつかいの絡みで、あまり特典とは言えないかもしれませんね。

 

UUUMネットワークの申し込み方

UUMネットワークには、ユーチューブチャンネルを持っており、動画をアップしているかたなら、どなたでも応募することができます。

ただし、2017年4月から、チャンネルにアップロードしている動画の総再生数が10000回に達してない場合、UUMネットワークの審査に合格しても、UUUMネットワークのサービスは使えないとのこと。

興味のある方は、アップロードした動画の再生回数が10000回を超えたあたりで、審査の申し込みをしたほうがよさそうですね。

審査結果は10日ほどでわかるとのこと。

UUUMネットワークは以前は、収益の20%をUUUMに収めなくてはいけませんでしたが、現在は、月5000円以上収益があるユーチューバーは一律500円、それ以下の人は無料と、改変されています。

UUUMネットワークの、運営側の本来の目的は、小さいチャンネルから集める小さなマージンの集積にあるのではなく、チャンネルが今後、大きく育ったときのための、青田買いにあるのでしょうから、しかるべくの明瞭なマージンシステムへと落ち着いた感じ。

ではUUUM以外の他事務所、行ってみましょう!

 

VAZ(バズ)

ヒカル  ラファエル  禁断ボーイズ

ぷろたん   怪盗ピンキー テオくん  イニ

VAZ(バズ)のホームページ

 

このほかにも、登録者数10万人を超えるユーチューバーが多数所属しています。

ユーチューバ事務所の第二勢力的な事務所ですね。

 

GENESISONE(ジェネシスワン)

ワタナベマホト

imiga

GENESISONE(ジェネシスワン)ホームページ

 

東海オンエア―やしばなん、へきトラハウス PDR デカキンなどの退社で、ワタナベマホトくんの一枚看板になってしまった感がありますね。

 

事務所に所属していない 有名ユーチューバー

PROWRESTLING SHIBATAR(シバター)

KAZUYA Channel

赤髪のとものゲーム実況チャンネル!

ジョーブログ

ホラフキン

ジェネシスワンを辞めたお二人の、PDRさんとデカキンさんも、今はフリーランス(無所属)。

 

登録者数の多いトップユーチューバーであるほど、ほぼ事務所所属になっており、フリーランスの方は少数派です。

ユーチューブ歴も長い、シバターさんと、ユーチューブ以外の仕事も目立つ政治評論のKAZUYAさんは、発言の縛りをうけない、フリーランスの立場のほうが、やりやすいのでしょうね。

 

ユーチューバー事務所とマルチチャンネルネットワーク(MCN)のメリット

メリット面は、上に書いた通り、事務所や、MCNが、所属ユーチューバに向けて提供するマネジメント、動画制作サポート、企業案件紹介を受けられること。

MCNは現状、小さなチャンネルが多いですが、企業案件紹介もあります。とうぜん、MCN所属の大きなチャンネルから、優先的に仕事を回されます。登録者数が数十、数百では、企業側にとっても、商品を紹介してもらう意味が殆どないですからね

 

イベントやファン会などを、仕切ってもらえたり、とりわけギャラの高い企業案件を斡旋してもらえるのは、凄く大きなメリットとなりますよね。

ただし、動画制作サポートについては、フリーの音楽や映像が今やネットにあふれてますし、プロダクションからの素材提供の価値はそれほどないかもしれません。

 

それともうひとつ、事務所やMCNに入る大きなメリットがあります。

ユーチューブから、チャンネルをバンされたときなどに、代理で交渉にあたってくれること。

ユーチューブはグーグル傘下の外国の企業ですから、種々の対応などが、ある意味とてもドライです。

ルール違反をしていない!誤解だ!

と、個人で異議申し立てをしても、取り合ってくれないこともあるんですね。

チャンネルを束ねる組織として、代理で交渉にあたってもらえるのは、実にありがたいですよね。

もちろん、グーグル本社とのコネクションや、関係性(ジャパンユーチューブに貢献する健全なユーチューバーをどれくらい抱えているか)などで、交渉力は随分変わってきそうです。

 

ユーチューバー事務所とマルチチャンネルネットワーク(MCN)のデメリット

ユーチューブ事務所に関しては、トップユーチューバの事務所への高い加入率を見てわかるように、特に目立ったデメリットはないと考えてよいと思います。

メリット、デメリットがとんとんならば、ここまでの参加率はありえませんからね。

一般的に、個人の広告収入にはどこの事務所でもノータッチのようですし、企業案件に関しては、営業活動をし、人件費がかかっていますから、中抜きも当然のことで、これもデメリットとは言えません。

 

マルチチャンネルネットワーク(MCN)に関しては、広告収益の20%を納めなければいけないのは、とうぜんデメリット(チャンネルを継続するうえでの負担)になりますよね。

ただし、先に書いたように、UUUMネットワークにかんしては、月5000円以上収益があるユーチューバーは一律500円、それ以下の人は無料と、改変されましたから、この金額程度なら、デメリットとも言えないでしょう。

UUUMチャンネルネットワーク以外のMCNでは、ザ・オンラインクリエーターズが有名です。

 

ユーチューバー事務所とマルチチャンネルネットワーク(MCN)を選ぶ基準は?

では、どんな事務所が良い事務所なのでしょうか?

これはいたってシンプルで、出入りの少ない、定着率の高い事務所が、良い事務所という判断でOKかなと思います。

入る人も多いが、出る人も多い。

人が出ていく一方だ。

これは、まずいです。ずいま~です。

 

営業力がないのか、企業案件が雀の涙だ。

企業案件が、特定のユーチューバーに偏っている。ひいきしてなくなくない?

手渡される新幹線の席はいつも通路側。

泊まったホテルにもれなく幽霊が出る。

と、全体の手配や段取りが、鬼のように悪い。

 

具体的な不満がなければ、なんとな~く事務所を出るなんてことは、まずないでしょうからね。

退社の理由に方向性の違いなどを、あげているケースの多くは方便でしょうね。

ユーチューバーの動画には、事務所の進退報告もあふれていますし、その動静をチェックすれば、おのずと選ぶべき総合力の高い事務所は絞られるでしょう。

マルチチャンネルネットワーク(MCN)に関しては、ネットで情報を調べた後、契約条項をしっかりと把握して、判断することくらいでしょうか。

 

ユーチューバーとテレビタレント。事務所との関係性の大きな違い

テレビタレントと、ユーチューバーには事務所との力関係に大きな違いがあります。

それはユーチューバーは自らチャンネルを持っているという特性に由来します。

テレビタレントが、事務所と喧嘩別れしたあと、テレビ制作サイドが、事務所に配慮し、当該タレントを(ほとぼりがさめる、数年間)起用しない慣習があります。

 

いわゆる干されるという、状況ですね。

吉本興業やジャニーズなど、大きな事務所であればあるほど、その所属タレントなしにはテレビ局の番組制作が成り立たなくなりますから、プロダクションのご機嫌を損ねないように、円満退社でないタレントの起用を通例、控えるんですね。

実力のあるタレントであっても、事務所との軋轢が生じて、辞めた場合は、とつじょ仕事がゼロになってしまう可能性も大きいわけです。

 

その点、ユーチューバーは、自らがチャンネルを持っています。

事務所を辞めても、スルメイカになることもなく、ケロ! ケロケロっと、明るく、元気に、昨日と何ら変わりなく、自分のチャンネルで通常運行ができるんですね。

ユーチューバーは、事務所のやり方に不満があるならば、どりゃ~っと三下り半を突き付けやすい。

一国一城の主、チャンネルホルダーならではの、ユーチューバ―の強みもといえるでしょうね。

次回予告
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